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シリーズ浮世絵逸品 8 「しん板けだもの商人尽」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0009343 更新日:2023年6月28日更新
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8.「しん板けだもの商人尽」 歌川国利 明治19年(1886

けだもの商人尽 いろいろな商人にふんした動物たちを描いた明治の浮世絵版画です。文明開化に合わせて、新しい商売をそれぞれ動物たちに紹介させています。カニの床屋、コウモリ傘売りのこうもり、ゾウの靴屋、馬の初午太鼓売りなどなど。ヤギは新聞配達、「紙を食わずに字を書いたのだ。新聞の配達はだいぶいそがしいぞ」と言っています。文明開化で大流行したのは牛鍋です。牛肉を売る牛に卵屋のニワトリが文句を言っています。「うしが売れるので、おれたちの肉は売れが悪い、そこでたまごのうちに売るのだ」。

企画展「いきもの大集合 浮世絵に描かれた動物たち」で9月3日まで展示しています。

 

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