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「南総里見八犬伝~曲亭馬琴とその時代~」開催

更新日:2025年7月4日更新 印刷ページ表示

八犬伝プロジェクト 特別展「南総里見八犬伝~曲亭馬琴とその時代~」

 会期 2025年7月23日(水)~9月15日(月・祝日) 

     休館日 月曜日(祝日の場合開館し、翌火曜休館)

 会場 菱川師宣記念館

 

四犬士 安房国(千葉県南部)を発端とする八犬士が波乱万丈の活躍をする「南総里見八犬伝」。曲亭馬琴が28年もの歳月をかけて創り出した江戸期を代表する壮大な伝奇物語である。駆け出しの戯作者志望で蔦屋で番頭しながら修練した馬琴。駆け出しの勝川派の絵師として蔦屋に目をかけられた春朗(北斎)。二人の運命の糸はここから紡がれてゆく。

 八犬伝はどのように創られていったのか。葛藤、挫折、希望…馬琴は盟友北斎に語り継ぐ。昭和の小説家、山田風太郎の「八犬伝」は、八犬士の「虚」の世界と馬琴の「実」の世界を巧みに交錯させ描き出した傑作小説で、新聞連載時にその挿絵を担当したのが、世界的な切り絵作家の宮田雅之だった。2024年には映画化され、壮大なスケールとともに八犬伝にかけた馬琴の生きざまをスクリーンで見せてくれた。

 この展覧会は、国際ロータリー第2790地区「八犬伝プロジェクト」として、公益財団法人摘水軒記念文化振興財団北斎馬琴のご協力のもと、馬琴が生きた「実」の世界の葛飾北斎、渡辺崋山、山東京伝、式亭三馬ら、盟友たちの絵画作品とともに、蔦屋重三郎関係の喜多川歌麿、東洲斎写楽の作品、さらに宮田雅之の八犬伝の刀勢画47点を一挙公開、また八犬伝の善悪キャラクターが織りなす二代国貞の浮世絵版画「八犬伝犬の草紙」シリーズ等を展示し、八犬伝と馬琴の時代を感じていただく展覧会です。

 

 リーフレット [PDFファイル/2.7MB]

 

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菱川師宣記念館