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「~江戸グルメ紀行~おいしい浮世絵展」開催
鮨・そば・天麩羅…江戸のファストフードから高級料亭の会席料理ブームまで
会 期 令和3年12月14日(火曜日)~令和4年2月27日(日曜日)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)・年末年始(12月29日~1月3日)
江戸時代は、泰平の世を謳歌する人々が様々な文化を作り上げていきました。特に食文化は、美味を追求し様々な広がりを見せます。鮨、蕎麦、天婦羅、鰻、初鰹などから、桜餅、焼き芋、水菓子(果物)などのスイーツまで、現在に見られる日本の食文化は、まさに江戸で生まれました。また江戸人のグルメ志向は外食産業、特に粋な料亭文化へも傾倒していきます。浮世絵では「東都高名會席盡」や「江戸高名會亭盡」などに見られるように料亭文化が花開き、江戸のミシュラン・ガイドともいうべき役割を果たしていました。
この展覧会は、江戸で生まれた食文化にスポットをあて、江戸のグルメを楽しむ人々の姿を追いながら、浮世絵版画に描かれた様々な江戸の食について紹介します。この機会に、ぜひ江戸のおいしさ満載の浮世絵を感じてください。