JavaScriptが無効のため、文字の大きさ・背景色を変更する機能を使用できません。
本文
戦いに敗れ安房の竜島に逃れてきた源頼朝を、竜島の村人たちは親切にもてなしました。感激した頼朝は、こう言います。「わしが天下をとったなら、おまえたちに安房一国を与えよう。」それを聞いた村人は、安房一国を穀物の粟一石と勘違い。「粟なら畑で取れます。それより私たちに姓をください。」と言いました。頼朝は村人の欲のなさを笑い、「そうか、ばかだなぁ」と言いました。 それを村人は姓をくれたものとまた勘違い。「左右加(そうか)」「馬賀(まが)」と名のるようになったと言います。