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特別展「めでたおもしろ江戸絵画」開催

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0002463 更新日:2015年1月2日更新
<外部リンク>

【期間】 平成27年1月2日(金曜日)~3月1日(日曜日)
前期 1月2日(金曜日)~2月1日(日曜日)
後期 2月3日(火曜日)~3月1日(日曜日) 前期・後期で展示入れ替えします
【休館日】 月曜(祝日の場合は翌火曜)
年末年始休館のお知らせ  12月27日~1月1日まで休館いたします。

~新春におもしろき 江戸絵画のたのしさ

日本には古来、吉祥画という縁起のよい、おめでたい画題の絵画があり、特に庶民文化が花開いた江戸時代には絵画文化の大きな柱ともなりました。長寿吉祥の松竹梅・鶴亀・高砂や立身出世の象徴・鯉や猿、奇瑞の神獣である龍・鳳凰、富福をもたらす七福神、不老長寿の象徴である仙人など。幸福を願い、また一ひねりきかせた絵画、江戸独特のユーモアに富んだ「めでたおもしろ絵」ともいうべき絵画がもてはやされました。さらに教養の高さを楽しむ見立絵というジャンルも幅広く受け入れられていました。江戸絵画のおもしろさは、こうした視る楽しさ、謎解きの楽しさでもあるのです。
この展覧会は、新春にちなみ「おめでたい」「おもしろい」をモチーフに描かれた浮世絵や肉筆画を軸に、菱川師宣、喜多川歌麿、勝川春章、葛飾北斎、円山応挙、岡本秋暉、長沢芦雪、月岡雪鼎ら江戸期の名だたる絵師たちの作品を展示し、江戸絵画の多様性と楽しさを紹介します。

葛飾北斎の幻の名画「登り龍図」を限定公開(1月2日~20日まで)します。ボストン美術館所蔵のウィリアム・ビゲローコレクションだった葛飾北斎の名品で、北斎の龍図の中では、最高傑作とも言われている「登り龍図」。里帰りしていたこの名品が、このたび、期間限定での特別公開は、この期間だけです。ぜひお見逃しなく。
また地元保田に唯一現存した菱川師宣の肉筆「昇り龍図」も特別公開。師宣と北斎の龍が、期間限定で同時展示されます。

葛飾北斎 登り龍図の画像
葛飾北斎「登り龍図」  特別限定公開(1月2日~1月20日まで)

協力  摘水軒記念文化振興財団  千葉市美術館  館山市立博物館  回向院  江戸文物研究所 他

お問合せ

菱川師宣記念館

千葉県安房郡鋸南町吉浜516
Tel:0470−55−4061
【休館日】 月曜日(祝日の場合は翌日休館)
【アクセス】
電車:内房線保田駅下車 徒歩15分
車:高速館山道路 鋸南保田ICより5分 国道127号沿い 道の駅きょなん内


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