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菱川師宣記念館 特別展
「江戸のユーモア・明治のウィット おもしろ浮世絵展」 開催
浮世絵にはいろいろなジャンルがあります。特に幕末から明治にかけて流行したのが、江戸っ子のユーモアが抜群に表現された戯画、狂画、遊び絵などです。世相を風刺したり、ばかげた戯れの絵に誰もが笑いあったのです。明治になると、さらに開化の洒落た笑いや皮肉たっぷりの絵が評判となっていきます。元来、日本人はこうしたおもしろコンテンツが大好き。これが日本独特のマンガ文化、お笑い文化へとつながっていくのです。
この展覧会は、江戸っ子絵師としておもしろおかしい浮世絵を存分に描いた広重、国芳、芳年、暁斎、清親らの戯画作品や、明治の子供向け遊び絵などを通して、日本人のユーモアセンスを紹介します。
会期 2026年1月4日(日)~3月22日(日)
休館 月曜日(祝日の場合翌火曜日) 年末年始(12月29日~1月3日)
学芸員ギャラリートーク 1月25日(日)・2月21日(土) 各回13:30~14:30
リーフレット おもしろ浮世絵展 [PDFファイル/1.68MB]