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会期 平成29年1月21日(土曜日)~3月5日(日曜日)月曜日休館(祝日の場合翌日)
特別展入館料 大人 600円(500円) 小・中・高校生500円(400円)
( )内団体20名以上料金
浅井忠・バルビゾン派の画家たち(表面)HP用[PDFファイル/4.2MB]
19世紀前半、フランス・パリ近郊のバルビゾン村に、ミレー・ルソー・コロー・フォンタネージといった画家たちが訪れ、これまで主流だった歴史的・伝説的な風景画等に対し、自然観察を重視し、身近な森や農村風景を写実的に描く新しい絵画を誕生させました。彼らは後に「バルビゾン派」と呼ばれるようになり日本画壇や後の印象派等に影響を及ぼしました。
日本近代洋画の先駆者と呼ばれる浅井忠は、そのバルビゾン派のフォンタネージから洋画を学び、明治32年にはフランスに渡り、バルビゾン派の活動地であるバルビゾン村に滞在し、フォンテンブローの森やその周辺で作画活動をしました。
帰国後浅井は、安井曽太郎や梅原龍三郎・石井柏亭等に洋画を指導し、日本洋画の発展に尽力するとともに、日本のミレーとも呼ばれるようになりました。
本特別展は、日本画壇に大きな影響を及ぼしたバルビゾン派の作品や、浅井忠の作品を展示し、日本近代洋画の変遷を紹介するものです。
ギャラリートーク 田村俊雄氏(千葉県立美術館長)
日時 平成29年1月21日(土曜日) 午後1時30分
会場 菱川師宣記念館
講師 中松れい氏(千葉県立美術館主任上席研究員)
日時 平成29年2月4日(土曜日) 午後1時30分
会場 鋸南町立中央公民館