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町報きょなん2023年7月号・特集 暑い夏に向けて  熱中症対策をしよう

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0009241 更新日:2023年7月5日更新
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暑い夏に向けて 熱中症対策をしよう!

 熱中症は、暑さや湿度などにより、体内の水分や塩分バランスが崩れ、体温調節が上手くできずに、体温の上昇やめまい、立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛、吐き気等の症状を引き起こします。

熱中症を引き起こす3つの原因

原因(1) 環境​ 
・気温が高い
・湿度が高い
・日差しが強い
・閉め切った屋内
・エアコンの無い部屋
・急に暑くなった日

原因(2) からだ
・高齢者や乳幼児、肥満の方
・低栄養状態
・風邪での脱水状態
・二日酔いや寝不足といった体調不良

原因(3) 行動
・激しい筋肉運動や、慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給できない状況

熱中症を引き起こす可能性があります!

熱中症の3つの段階

 熱中症の重症度は次の表のようにおおむね3段階に分かれます。

 
重症度 1度 2度 3度
症状 めまい、立ちくらみ
筋肉痛、足の筋肉がつる
大量の発汗
頭痛、気分の不快
吐き気、嘔吐
ぐったりした感じ
意識障害
全身のけいれん
高体温(全身が熱くなる)

熱中症が疑われる時の対応

 「意識がない、もしくは意識がはっきりしていない」場合はすぐに救急車を要請しましょう。また、救急車が到着するまでの間に現場での応急処置も必要となります。

意識がある場合
・安全で涼しい場所への移動
・服を緩め、体を冷やす(首やわきの下・太ももの付け根)
・意識がはっきりしている場合、電解質を適量含んだ冷えた飲料を自分で飲む​

意識がない場合
・救急車を呼ぶ
・安全で涼しい場所への移動
・服を緩め、体を冷やす(首やわきの下・太ももの付け根)
・無理に水は飲ませない​

熱中症予防のポイント

(1)室温や湿度を下げましょう
・エアコンや扇風機を上手に活用しましょう。
・カーテンや日よけシートで窓際の日差しを遮りましょう。
・室温が28℃、湿度が70%を超える場合は要注意です。

(2)こまめに水分補給をしましょう
・のどが渇く前からこまめに水分補給をする習慣をつけ、大量に汗をかいた時には適度に塩分も補給しましょう。
・いつでもどこでも水分補給ができるように、飲み物を持ち歩きましょう。

(3)外出時には日傘や帽子を使いましょう
・日光が直接皮膚へ当たらないようにし、休憩中は帽子を脱いで、汗の蒸発を促しましょう。
・暑い時間帯の外出は避け、外出した場合にはこまめに休憩を取りましょう。

(4)休息をとりましょう
・疲れている時は熱中症にかかりやすくなります。蒸し暑く寝苦しい夜は、エアコンを使うなどして、湿度を50%    
 から60%に保つよう調整しましょう。触るとひんやりと感じる素材の敷きパッドや、汗の不快感を軽減する乾き
 やすい麻や綿の寝具、パジャマの利用も効果的です。
・昼間も疲れを感じたら、涼しい場所で休息をとるようにしましょう。

(5)栄養をとりましょう
・暑い夏こそ一日三食、主食・主菜・副菜をそろえ、バランスよく食べましょう。
・熱中症予防に有効な栄養素はビタミン、ミネラル類です。暑い夏を乗り切るために、特にビタミンB1、カリウ
 ム、クエン酸を含む食材を積極的に取りましょう。調理面ではスープにしたり、油で炒めたり、野菜は皮付きで
 食べると効率よく栄養をとることができます。巻末にレシピを掲載しています。ぜひお試しください。

熱中症警戒アラートご存知ですか?

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

●発表の基準と方法
 町では、気象観測所の暑さ指数(Wbgt)が33℃以上となる予報が発表された場合、当日の午前中に「防災行政無線」および「防災安心メール」などでお知らせします。

●暑さ指数
 熱中症を予防することを目的としたもので、体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指数です。

問合せ先 保健福祉課健康推進室 【電話番号】55-1002