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町では、地域の個性や資源を生かした「魅力的で活力ある鋸南」を創造するため、町民が取り組む町の活性化につながる事業に対し、最大で10万円を交付しています。
今年度は3団体から応募があり、審査の結果、3団体すべてに補助金を交付することが決定しました。
ぜひ、皆さまも各団体が行うイベントや活動に参加・協力していただき、まちづくりへのサポートをお願いします。
【代表者】舟寳 康行
【事業名】勝山磯根環境再生保全事業(3年目)
【目 的】失われつつある豊かな磯根環境を再生し、ふるさとの環境保全に努めます。
【活動内容】
豊かな磯根環境がアイゴ(魚)による海藻類の食害により失われつつあります。
そこで、アイゴの天敵であるイカの生息数を増加させるため、木の枝で産卵礁を作り、海中に設置します。設置は、勝山港周辺、浮島周辺、みさご島周辺、南房理想郷周辺、岩井袋港周辺で10か所を予定し、1か所あたり3基ずつ設置します。
設置後は、清掃活動や経過観察を行います。
【昨年度の活動の様子】設置した産卵礁にイカが産卵しました
【代表者】中村 幹雄
【事業名】鋸南町情報発信事業(3年目)
【目 的】町の活性化、町への転入・転職を促進するために町内外へ情報を発信します。
【活動内容】
町の魅力を町内外に発信するため、リーフ型の情報誌「野水仙つうしん」の発行に向けた編集会議を月1回開催し、年2回、5,000部ずつ発行します。
また、町への転入や転職を希望する方を対象に町の体験ツアーを受け入れ、観光スポットや各業種の仕事場などに案内します。
他にも、房総地域の伝統文化や風習を研究している千葉大学の活動に協力し、地域の魅力を発掘します。
【昨年度の活動の様子】体験ツアーを受け入れる様子
【代表者】藤井 悦子
【事業名】桜染めで町おこし(2年目)
【目 的】町の大切な資源である桜を活用し、枝を煮出して作った染液による染物で鋸南町の特産品を制作します。
【活動内容】
会員向けの研修会を月1回開催し、スカーフやテーブルセンター、袋ものなどに染色します。
また、都市交流施設・道の駅保田小学校などで観光客や親子向けに桜染めの体験イベントを開催します。
【昨年度の活動の様子】桜染めで制作した作品を展示する様子