ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 総務企画課 > 企画財政室 > 町報きょなん2025年10月号・連載

本文

町報きょなん2025年10月号・連載

更新日:2025年10月5日更新 印刷ページ表示

みかえりズームアップ

8月15日 佐久間地区合同祭礼

 地域の中を廻った屋台が、夜には旧佐久間小校庭に集結しました。
 花火の後には伝統の曲目の「住吉」の協演もあり、胸が温かくなる祭礼でした。

鋸南中学校2年生のとりくみ 鋸南ふるさと学習 農業編 (2)

 「鋸南ふるさと学習 農業編」と題した授業で、町の農業の取材レポート作成に取り組んでいる鋸南中学校2年生。
6月27日に篠原農園(元名)とKYONAN BASE CAMP(保田)を訪問し、取材しました。園内で熱心に質問をし、写真を撮ったりメモをとったりする生徒たちの姿に、園主の篠原さんも宇部さんも目を細めていました。


11月15日(土曜日)午後1時30分から鋸南中学校で開催される鋸南町教育の日行事の中で、生徒たちが学習の成果を発表します。お誘い合わせの上、お越しください。

地域おこし協力隊通信

 この10月をもって、三浦 幸子さんが任期満了により、地域おこし協力隊を卒業されます。3年間さまざまなことにチャレンジして、町にとけこみ、町に通うファンを増やしてきました。わたしにとっては見習いたい面が多い先輩で、いろんな場面で手を差し伸べていただきました。

              ​地域おこし協力隊(広報・広聴担当) 楠木かおり
                  E-Mail kouhou@town.kyonan.chiba.jp

 「自然農3年目の田んぼでは、穂が出揃い見頃を迎えています。田植えをしない、こぼれ種から生え育った稲も1mを超え、順調に育ちました。近所の方、隣の田畑の方たちに支えられながらここまで来ることができました。
 鋸南町は驚くべき場所です。昔ながらの風習、生活の知恵が人々の中に今も生きています。特に旬の恵みをいかにおいしくいただくかに注がれる熱。これはただ事ではないと感じました。熱をもって旬を追いかける人々を『真の食いしん坊』と呼び、取材に回りました。『地域食材ハンター通信』( 8月回覧板配布)をまとめながらわかったのは、『真の食いしん坊』とは『命の尊さを心と体で知り、技を以て礼を尽くす』人々であるということ。

 振り返ると素晴らしいご縁に恵まれた3年間でした。新聞は継続、地域おこし協力隊は晴れて卒業、これからは地域の一員として力になれるよう頑張りたいと思います。」

三浦 幸子

鋸南病院だより【第52回】 院長コラム「人材育成について」

 病院長として悩むことがいろいろありますが、人材育成もその一つです。
 優秀な医療者になってもらうためには、技術だけでなく、倫理観やチームワークの醸成も不可欠です。若手・古参にかかわらず、スタッフ一人一人の資質を向上させていくために、毎月研修を行うなど、様々な取り組みを行っています。

 また、当院では、看護学校に通う看護師志望の学生に対して、奨学金の貸与も行っています。そして当然ながら自分も日々勉強を心がけております。
 地域の皆様に洗練された医療を提供できるよう、今後もスタッフ一同精進してまいります。

院長 山本大夢

問合せ先 鋸南病院 【電話番号】55-2125

すこやか便り

10月1日からの高齢者の予防接種のお知らせ

 今年も10月1日から新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの予防接種を実施します。予防接種を受けることで、感染を防いだり、発症した際に重症化を軽減するための効果が認められています。高齢者等の定期接種対象者には、接種料金の一部助成を行います。
 流行前の早めの接種をご検討ください。

 
予防接種の種類 インフルエンザ 新型コロナウイルス感染症
接種期間 10月1日(水曜日)から12月31日(水曜日)  10月1日(水曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
接種回数       各1回以内
対象 次のいずれかに該当する町民
1.65歳以上の方
2.60歳から64歳の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能で自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)
 ※2は保健福祉課へ事前に申請が必要です。
助成額 1,500円 4,500円
費用 医療機関が定める額から助成額を引いた額を医療機関の窓口にてお支払いください。原則自己負担が発生します。 
 ※生活保護を受給している方は無料となります。生活保護受給者証明書(原本)を医療機関にご提出ください。  

 ※接種を希望される方は、医療機関に予約をした上で、医療機関窓口にある予診票をご記入いただき、接種を受けてください。

【インフルエンザワクチンについて】

 インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」に感染して起きます。38℃以上の発熱、頭痛や関節痛など全身の症状が急に現れ、高齢者の方や様々な慢性疾患を持つ方は肺炎を伴うなど重症化することがあります。ワクチンを受けた高齢者は、死亡の危険が1/5に、入院の危険が約1/3から1/2にまで減少することが期待できるとされています。現行ワクチンの安全性はきわめて高いと評価されています。

【新型コロナワクチンについて】

 新型コロナワクチンについては、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、発症予防や重症化予防の効果が認められています。高齢者や基礎疾患のある方は重症化を予防するために接種をご検討ください。

問合せ先 保健福祉課健康推進室 【電話番号】55-1002

歴史資料館 連載四〇二

古峰ヶ原の天狗

むかし、佐久間の人たちが、火伏せで知られる古峰ヶ原の古峰神社(栃木県)にお参りした時のこと。カヤぶきの大屋根が風雨にさらされ、ところどころ腐っています。
「こんじゃあ雨がもる。おれらで修理してもいいけんが、カヤがねえからな」
「おら方にはカヤがいっぺえあまってたのに」
などと話しながら、その夜は宿しゅくぼう坊に寝ましたが、なぜか一晩中、庭のあたりでガヤガヤと大勢の人声がしていました。翌朝起きてみると、庭にはたくさんのカヤのたばが積まれています。すると神主さんが来て、
「まことにすまないが、屋根を直してくださらんか。カヤはお前さんたちの村から持ってきましたので」
と言います。古峰ヶ原には天狗がいるとは聞いていたが、さては天狗のしわざかと驚きながら、さっそく屋根の修理に取りかかりました。
さて、その夜は、精進料理のごちそうが出ましたが、その中の豆 腐を一口食べてみて、皆すぐに箸を置き、
「おらが村の伊三郎のとこの豆腐の方が、もっとうまいんだが」
と、村の豆腐の自慢をしました。すると、次の晩から、おいしい豆腐が出されました。村人たちは驚いて、
「この豆腐は伊三郎どんの豆腐と同じだ」
と言うと、神主さんは、
「わかりますか。これは伊三郎さんのところから買ってきたのです。このなべは伊三郎さんから借りたのですが、これはあなた方から返してください」
と言い、黒いなべを見せました。
佐久間の人たちが帰ってきて、伊三郎に話を聞くと、
「見なれない人が豆腐を買いに来たけど、売りましたよ」
と答えたと言います。

​防災の豆知識 第31回 「避難場所」と「避難所」って?

「警報が出たので、避難所に避難した」よく聞くフレーズです。でも、この言葉って正しいでしょうか?実は、「避難場所」と「避難所」という言葉は似ていますが、違うものです。したがって、前の文章は「警報が出たので、避難場所に避難した」が正解になります。
簡単に言うと、

避難場所:災害の危険から命を守るため、緊急に避難する場所
                  例:公園、近所の空き地・高台等 の屋外施設など
避難所:災害によって自宅に住めなくなった人が一時的に共同生活を送る場所
                  例:学校、体育館、公民館、ホテル等の屋内施設

したがって、避難場所は、皆さんが素早く逃げられるように、各地区で複数の場所が設定されていますが、避難所は、少数しかない適切な施設を町等で指定することになりますので、遠距離を移動することになります。基本的には当初の避難場所には適さない場合があります。
一部の地区では、近傍に避難所(となる施設)がありますが、当初の避難段階では、あくまでも、「避難場所」であって、「避難所」ではありません。

つまり、何かあったら、
(1)とりあえず素早く、近くの避難場所に避難
(2)自身の安全を確保して周囲を確認
(3)避難場所で安全確保が不十分なら
   →協力してより安全な避難場所に移動
   ・被害や危険性がなく自宅等に戻れるなら
   →戻って自宅等で注意しながら待機
   ・被害発生で自宅に戻れないなど
   →地区役員さん等に連絡して避難所に移動
となります。

「避難所」は、被害発生等で必要性が認識された段階から開設されますので、地区からの情報提供は不可欠です。各地区で「避難場所」を有効に活用し、安全の確保と地域の協力をお願いします。

​かんたんおいしいレシピ

朝ごはんを食べることは、睡眠中に低下した体温を上昇させ、体内のリズムを整える働きがあります。生活リズムを整えるためにも朝ごはんを大切にしましょう!

にんじんしりしり

材料(2人分)

にんじん・・・・・・・・・・・・・・・1本
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
ツナ缶水煮・・・・・・・・・・・・1缶
  (オイル漬でもOK)
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
だしの素・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

栄養価1人分

​・エネルギー101kcal ・たんぱく質8.1g ・脂質4.5g ・塩分1.1g

たんぱく質がとれ、パンにもごはんにもあうおかずです。作り置きすることで忙しい朝にもおすすめです。

作り方

(1) にんじんは3cmくらいの長さの千切りにする。
(2) フライパンに油を熱し、中火で千切りにしたにんじんを炒める。
(3) にんじんがやわらかくなったら、ツナ缶を汁ごと入れ、汁がなくなるまで炒める。
(4) フライパンの中で3の具材を寄せて、空いたところに溶き卵を加えて炒り卵を作り、全体を混ぜ合わせる。
(5) だしの素・しょうゆを加えて混ぜ合わせ、器に盛りつける。

わんぱく登場

アキト ランシトュくん 1歳4か月
カニスカ・バーラタさん、サチニ・アヌシカさん
第1子  両向区

お家にぼくの愛車が3 台あって乗りこなすのが毎日の日課なんだぁ!保育園にもたくさんお友だちがいて毎日楽しく通ってるよ!

あの子もこの子もきょなんの子

 9月20日までの届出分  おめでとうございます
お名前 生年月日 ご両親  地区 わが子へのメッセージ
石井 沙奈 R7.7.10 悠太・佑佳(第1子) 下佐久間 元気に育ってほしいです!
秋山 カイト R7.7.14 定輔・ジョアナ マリ(第1子) 竜島   元気に育ってください!
三浦 凜桜 R7.8.24 祐平・亜美(第1子) 上佐久間 明るく元気に育ってね!

人の動き

9月1日現在(前月比)

人口  6,563人(- 16 人) ​
うち男 3,186 人(- 5 人) ​
  女 3,377人(- 11 人)​
世帯数 3,414世帯(± 0 世帯)

出生 1人 死亡 13人 転入 16人 転出  20人

誌面で掲載した記事は、中止や内容が変更となる場合がありますのでご了承ください。

 ※誌面で掲載した記事や写真等の無断転載を禁じます。