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皆さんはこの夏をどのように過ごしましたか?
今号では鋸南町で夏に行われた、思い出の数々をご紹介していきます。
鋸南町子どもチャレンジ実行委員会による「富士のさとチャレンジサマーキャンプ」を行いました。鋸南小・中学校の18人の児童生徒、15人のスタッフの総勢33人が、2泊3日で富士山を楽しみました。
この事業は毎年、子ども達に豊かな体験活動の機会を設け、仲間と協力して、集団宿泊生活等をとおして「生きる力を育む」ことを目的に行ってます。静岡県御殿場市国立中央青少年交流の家を拠点に、宿泊活をしながら、野外炊事やオリエンテーリング等を展開し、富士山登頂・トレッキングに挑戦しました。
登頂コースは、中学生5人が参加し、須走口から途中の山小屋で1泊しながら、山頂を目指しました。雲海やオレンジ色に輝く御来光を見る事が出来ました。
子どもたちからは、「大変だったけど、周りのスタッフや仲間が励ましてくれたから最後まで頑張れました。困っていた時に手を差し伸べてくれた時は本当に嬉しかったです。また挑戦したいです。」等の声がありました。
トレッキングコースは、小・中学生13人が参加し、宝永火口を経由し、御殿場口へ降りるコースです。天候に恵まれ、壮大な景色を堪能しました。子どもたちからは、「お金で買えない体験ができ、今後の人生に役立てたいです。」等の声がありました。
B&G海洋センターでは、「五感を満たす体験」をテーマに「きょなんBG塾」を開催し、合計36人が参加しました。「きょなんBG塾」は夏休み中に、浮島周遊や版画体験など普段なかなかできない体験をし、鋸南町の魅力を見て、感じ、新しい発見を通して、郷土について学び、郷土愛を育むことを目的としています。
7月29日、30日に小学校高学年を対象に開催しました。高学年は元名採石場跡地見学、浮島周遊等を行い、子どもたちからは、「普段行けない場所に行けてよかった!」と感想がよせられました。津波警報発令のため、3日間のプログラムすべて終了することが出来ず、参加した児童はとても残念そうにしていました。
8月4日、5日に開催した低学年対象の「きょなんBG塾」では台風の影響で強風に見まわれたり、熱中症警戒アラートの発令により、海遊びの時間短縮、プログラムの変更がありましたが、「海では魚を見たり、泳いだりして楽しかった!」と話していました。また、いきいき学級生の方々とすごろくをしたり、版画刷り体験をするなど、充実した時間を過ごすことができました。