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町報きょなん2024年10月号・特集 令和5年度決算の概要、令和5年度町施設の利用状況
令和5年度決算の概要
令和5年度決算が第6回町議会定例会で認定されましたので、その概要をおしらせします。
歳入 53億3,768万円
前年度比:1億4,956万円減
町税の徴収実績
町民税 3億193万円 97.9%
固定資産税 3億5,351万円 97.5%
軽自動車税 2,817万円 96.0%
町たばこ税 5,296万円 100%
入湯税 189万円 100%
歳入の用語
●自主財源
町税 町民税や固定資産税など
繰越金 前年度からの繰り越し
その他 基金からの繰り入れ金や使用料及び手数料など
●依存財源
地方交付税 人口や財政力に応じて国から配分
国庫・県支出金 国や県から交付される補助金など
町債 施設を建てるときなどに借りるお金
その他 地方消費税交付金、地方譲与税など
歳出 48億2,639万円
前年度比:3億2,879万円減
主要事業
都市交流施設周辺整備事業 3億2,362万円
都市交流施設・道の駅保田小学校の拡張を行うため、旧鋸南幼稚園等の改修工事を行いました。
一般廃棄物(し尿)処理施設整備事業 2億6,869万円
南房総市と共同でし尿処理施設を整備するため、負担金を支出しました。
物価高騰対応重点支援給付金事業 6,674万円
令和5年度に町民税均等割が非課税の世帯に、1世帯あたり3万円を給付しました。
地域商品券発行事業 4,562万円
全町民に町内取扱店で使用できる6千円分の商品券を配布しました。
歳出の用語
民生費 障害者福祉や高齢者福祉、子育て支援など
総務費 行政の運営に必要な経費
衛生費 ごみ処理・保健衛生費など
教育費 学校運営・スポーツ振興など
公債費 町が借り入れた資金(町債)の返済費
諸支出金 他の支出科目に含まれない経費
農林水産業費 農林水産業の振興や農・林道の整備、漁港整備などにかかる経費
その他 商工費、土木費、議会費、消防費、災害復旧費など
区分 | 町税負担額 | 使われたお金 |
1人あたり | 108,676円 | 785,532円 |
1世帯あたり | 214,854円 | 1,553,008円 |
特別会計
特定の事業のため、一般会計と区別されている会計です。
区分 | 歳入 | 前年度比 | 歳出 | 前年度比 |
国民健康保険 | 10億6,299万円 | 0.5%減 | 10億4,990万円 | 4.7%減 |
後期高齢者医療 | 1億5,420万円 | 1.6%増 | 01億5,169万円 | 1.6%増 |
介護保険 | 15億6,806万円 | 4.4%増 | 14億8,034万円 | 3.6%増 |
企業会計
公営企業会計は、自治体が経営する企業で、主としてその経費を当該事業の経営に伴う収入をもって充てるものです。
収益的収支は日常の経営に要する収支で、資本的収支は施設の整備や借入金の元金返済などです。
項目 | 水道 | 病院 | |
収益的 | 収入 | 5億1,572万円 | 8,242万円 |
支出 | 4億6,389万円 | 1億1,019万円 | |
資本的 | 収入 | 1億925万円 | 8,574万円 |
支出 | 2億3,109万円 | 8,574万円 |
町債現在高
町債は、大きな建設事業などを行うため、国や金融機関などから借りるお金のことです。
区分 | 年度末現在高 |
一般会計 | 52億7,681万円 |
水道事業 | 9億2,110万円 |
病院事業 | 1億1,848万円 |
合計 | 63億1,639万円 |
町有財産
区分 | 年度末現在高 |
土地 | 627,938平方メートル |
建物 | 39,088平方メートル |
証券 | 20万円 |
出資による権利 | 15億5,385万円 |
車両 | 55台 |
基金 | 24億4,978万円 |
健全化判断比率と資金不足比率
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では、5つの財政指標が設けられており、基準値を超過した場合には、財政健全化のための計画策定や町債の発行制限などが必要となります。
すべての指標でいずれも早期健全化基準及び経営健全化基準を下回りました。
健全化判断比率 | 町の比率 | 早期健全化基準 |
実質赤字比率 (一般会計などの赤字の割合) |
実質赤字なし | 15% |
連結実質赤字比率 (全会計の赤字の割合) |
実質赤字なし | 20% |
実質公債費比率 (年間の借入返済額の割合) |
8.9% | 25% |
将来負担比率 (将来負担が見込まれる負債の割合) |
11.6% | 350% |
資金不足比率 | 区分 | 町の比率 | 経営健全化基準 |
公営企業会計ごとの資金不足額の割合 | 水道事業 | 資金不足なし | 20% |
病院事業 | 資金不足なし | 20% |
問合せ先 総務企画課企画財政室 【電話番号】 55-4801
令和5年度町施設の利用状況
道の駅きょなん
利用者数 20,731人(前年度比444人増)
買い物や食事が楽しめる観光物産センター、観光案内所を設置しています。観光案内所内のギャラリーでは年数回、写真の展示会などを開催しています。
中央公民館
利用者数 36,834人(前年度比3,571人増)
料金収入 1,787,730円(前年度比384,620円増)
子育て広場や図書室、多目的ホールなどさまざまな用途で利用できます。公民館主催教室では豊富なジャンルの教室を開催しています。
菱川師宣記念館
利用者数 6,939人(前年度比618人減)
料金収入 2,742,119円(前年度比233,597円減)
菱川師宣と浮世絵を紹介する施設です。12月1日まで「濱田清展」を開催しています。
料金(町内) 200円
B&G海洋センター
利用者数 32,223人(前年度比1,942人増)
料金収入 9,328,020円(前年度比563,140円増)
子どもから大人まで多様なプール教室を開催しています。健康増進のためプールやアリーナで運動しませんか。
料金(町内) プール 大人400円 子ども200円 アリーナ(1時間) 全面1,100円 半面550円
都市交流施設・道の駅保田小学校
利用者数
小学校 784,218人(前年度比13,047人減)
ようちえん(昨年10月オープン) 22,152人
売上高 565,907,000円(税抜、テナントは含まない)
(前年度比3,109,000円減)
直売所「きょなん楽市」や飲食店、温浴施設に加え、昨年オープンした附属ようちえんには、雨でものびのびと遊べるプレイカフェなどがあります。
佐久間ダム公園キャンプ場
利用者数 301人(前年度比37人増)
料金収入 173,000円(前年度比30,000円増)
5月から11月末まで開設しています。最近人気のキャンプを近場で体験することができます。
料金 1張1泊1,000円
老人福祉センター「笑楽の湯」
利用者数 22,963人(前年度比3,050人増)
料金収入 10,426,250円(前年度比1,118,050円増)
天然温泉で町外からも多くの方にご利用いただいています。貸切風呂もあります。
料金(町内) 大人300円 子ども150円
バーベキューハウス佐久間小学校
利用者数 403人(前年度比191人増)
料金収入 258,600円(前年度比99,900円増)
道具類を有償で貸し出しています。食材と飲み物をご持参ください。笑楽の湯と一緒にご利用してみてはいかがでしょうか。
元名採石場跡地
利用件数 58件(前年度比23件増)
料金収入 8,750,000円(前年度比2,450,000円増)
映画作品をはじめ、ミュージックビデオやCM等、様々な撮影やイベントで利用されています。