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町報きょなん2024年1月号・連載

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0009892 更新日:2024年1月5日更新
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介護通信 福寿草

飲み込みを鍛える方法と食事の工夫について

 食べ物を噛む力や飲み込む力は、年齢とともに弱くなってくると言われていますが、早めに予防していただくことで維持することができます。介護をしている方や介護に関心がある方も是非、ご参加ください。
日程 1月18日(木) 午前10時~午後2時
会場 保健福祉総合センターすこやか
内容 飲み込みを鍛える方法と飲み込みやすい食事の工夫についての講義・試食会
講師 安房地域医療センター言語聴覚士 根本達也 氏、在宅管理栄養士 伊藤貴子 氏
定員 16人

認知症について詳しく知ろう!

 認知症は誰にでも起こりえる病気で、85歳を過ぎると2人に1人の割合で発症すると言われています。認知症という病気を知り、予防に取り組むことが重要です。是非ご参加ください。
日程 1月26日(金) 午前10時~ 11時30分
会場 保健福祉総合センター「すこやか」 1階集団指導室
内容 認知症について詳しく知ろう! ~認知症の診断・治療・予防~
講師 千葉県認知症疾患医療センター長 東条メンタルホスピタル院長 金井 重人 氏

申込み・問合せ先 地域包括支援センター 【電話番号】50-1173

鋸南病院だより【第31回】 予防接種のお知らせ

 予防接種は、発症率の低減や重症化防止に有効です。新型コロナワクチンとインフルエンザワ
クチンの接種をまだ行ってますので、早めに接種を受けましょう。

新型コロナワクチン

 接種券が届いていれば予約できますので、電話で予約してください。受付は平日午後1時から行っています。
対象者 2回以上の接種を終えた12歳以上で、前回接種から3か月が経過した方
料金 無料

インフルエンザワクチン

 予約は不要ですので、受付で申し出ていただき、予診票を記入してください。
料金 3,900円
 ※65歳以上の方は町から1,500円が助成されます。なお、助成は1月末までです。

問合せ先 鋸南病院 【電話番号】55-2125

歴史資料館 連載三八一

師宣の昇り龍

  菱川師宣は保田に生まれ、父のもとで、家業の縫箔業を習ううちに、絵が好きな少年へ成長します。のちに江戸へ出て、新たな絵画「浮世絵」を描き始め、江戸の人々に絶大な支持を得ていきます。
 大成した師宣は、自身で絵本の序 文 などにこう書いています。「私は幼いころから絵が好きで、中国や日本の古い絵画を集めて、それを写しては画技を磨みがいたものです。」
 師宣には絵の先生はいませんでした。すべて独学で様々な絵の流派を描くまでに成長していくのです。古くからの日本の絵画の主流は狩野派、土佐派というものでした。
 師宣は浮世絵美人や江戸の行楽風俗を今風に描くことで人気絵師となりますが、その根底には、しっかりとした日本の絵画、いわゆる「大和絵」の技法を身につけていたのです。
 鋸南町に唯一残されていた師宣の肉筆画があります。天に駆け上っていく龍の姿を描いた「昇龍図」です。およそ浮世絵とはかけ離れた水墨画による狩野派スタイルの龍の図です。
 師宣の晩年、おそらく保田に帰ってきた時に筆をとったのかも知れません。さらに想像するなら、元禄元年(一六八八)が辰たつ年どしでしたので、この時の正月に描いたかもしれません。師宣が亡くなるのは元禄七年(一六九四)です。
 江戸で流行の浮世絵師として大成した師宣ですが、故郷に残したかったものは正当な絵画流派を描ける自身の腕だったのでしょうか。
 今年は辰年です。菱川師宣記念館では、辰年の新春にふさわしく、菱川師宣の「昇り龍図」を展示しています。ぜひ師宣の絵師の腕を感じてみてはいかがでしょう。

防災の豆知識第10回 津波てんでんこ(2)

 二〇一一年の東日本大震災以降、防災の場でよく聞く言葉に「津波てんでんこ」というものがあります。「津波が来たら家族のことでさえ気にせず、自分の命を守るために、てんでばらばらに逃げろ」という意味です。けっこう利己的で冷たい言葉ですが、本当でしょうか?
 この言葉には、4つの意味があるそうです。

(1)自助原則の強調(自分の命は自分で守る)
(2)他者避難の促進(自分が逃げることで周囲に避難の必要性を知らせる)
(3)相互信頼の事前醸成(お互いに助かる措置を行うことで共倒れを防ぐ)
(4)自責感の低減

 いずれの意味においても、各当事者は最善を尽くすことを前提としているとともに、決して他者との協働・協調を否定するものではありません。たとえて言えば、「一人で避難するのが困難な私は、ご近所さんと普段から助け合っているので、災害時にも助けてもらえるように準備しています(自助・共助の準備)」なので「私は、近くにいる人達と協力して避難するので、わざわざ私を助けに来なくて良いです(相互信頼の事前醸成+他者
避難の促進)」、「もし、私が亡くなっても、最善を尽くした結果なので、誰の責任でもないですよ(自責感の低減)」といったところです。「周りを見捨てて自分だけ生き残る、諦める」のではなく「全員が最善を尽くしあうことで被害の局限を図る」が正しい意味ではないかと思います。
 この言葉を紹介した三陸の災害史研究家の故山下文男氏は、「津波てんでんこ」をもって「自分たちの地域は自分たちで守る」を表す言葉であると著書でも述べています。

かんたんおいしいレシピ

菜花とねぎの中華炒め

 今が旬の菜花はβ-カロテンやビタミンC、カルシウム、鉄など多くの栄養素が含まれる栄養満点の緑黄色野菜です。特に、菜花の辛み成分であるイソチオシアネートは強い抗酸化作用があり、体をストレスから守る効果や老化を抑える効果があります。

(材料) 2人分

菜花・・・・・・・・・・・・・・・・ 100g
長ネギ・・・・・・・・・・・・・・ 1本
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
にんにく ・・・・・・・・・・・・少々
生姜・・・・・・・・・・・・・・・・少々
鶏がらスープの素・・・・ 小さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・・・・・少々
油 ・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2

作り方

(1) 菜花は食べやすい大きさに、長ネギは斜めに薄切りにする。卵は割りほぐし、水溶き片栗粉と混ぜあわせる。
(2) フライパンに油を熱し、卵を炒め一旦取り出す。再度油をひき、にんにく・生姜を加えて香りが立ったら菜花・長ネギを加えて炒める。
(3) 火が通ったら卵をもどし、調味料で味付けし、盛り付ける。

わんぱく登場

琉葵ちゃん 1歳6か月
五十嵐さん・麻衣子さん 第2子 竜島区

 ぼくは電車が大好きなんだ!
 毎日のように散歩をして、電車が通るのを楽しみに待っているよ。
 お姉ちゃんのことも大好きで、一緒に歌ったり、踊ったりして遊んでいるよ♪

今月の表紙

 12月17日に子ども会の「冬のお楽しみ会」でもちつきが行われました。5年ぶりの開催でしたが、約80人の参加があり、ぺったんぺったんと楽しそうにもちつきをする子どもたちの姿が見られました。

人の動き

​12月1日現在(前月比)

人口  6,859 人(-  8 人) 
うち男 3,329 人(-  7 人)
  女 3,530 人(-  1 人)  
世帯数 3,447 世帯(- 4 世帯) 

出生:0人 死亡:8人 転入:20人 転出:20人

 

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