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町では富津市とともに、鋸山の日本遺産認定を目指し、さまざまな事業に取り組んでいます。
9月10日、11日に「洋上から巡る日本遺産候補地域紀行実施事業」として、東京湾フェリー特別運航による「鋸山と鋸南の歴史をたどる特別クルーズ」を実施しました。
金谷港から出港し、鋸山明鐘岬沖、鋸南町の海岸線、奇勝浮島を巡り、岩井海岸沖を経由して金谷港に戻る特別運航クルーズです。両日とも約400人が参加し、普段は見られない海上からの景色に目を奪われていました。特に浮島南側の3つの海蝕洞穴は、船でなければ見られない絶景でした。
船内では、鋸山の石切や勝山の捕鯨、浮島の伝説などが紹介され、鋸南の海については海洋環境専門家の木村尚先生から解説がありました。
捕鯨にちなみ、鯨の竜田揚げの試食コーナーも設置されました。
参加者からは「普段は見られない角度からの鋸山や浮島の姿を見ることができてよかった」「洋上からの景色がすばらしかった」「もっと鋸山の日本遺産認定に向けた活動をPRしたほうがよい」などの感想がありました。
ご意見は、今後の取り組みの参考とさせていただきます。
1年に1回のレントゲン検査(X線写真撮影)をおすすめしています。胸部レントゲン検査は、肺炎や肺がん、間質性肺炎、心不全などを調べることができます。
腰部レントゲン検査は腰椎の圧迫骨折など、腹部レントゲン検査は、腸閉塞などさまざまな疾患を調べることができます。
予約なしで即日検査できますので、ぜひご相談ください。
料金 2,100 ~ 2,870円程度
※保険割合分をご負担いただきます。
問合せ先 鋸南病院 【電話番号】55-2125
目標13は、地球温暖化による気候変動や海面上昇などに対し、世界が一丸となって対策を講じて、その影響を軽減することが目標です。2015年に国連で採択された「パリ協定」では、化石燃料の使用をやめて温暖化を抑制する緩和策と異常気象により引き起こされる自然災害を可能な限り小さく抑える適応策を並行して進めることが必要とされています。
●どんな問題があるの?
地球温暖化は、私たちが生活する中で排出される二酸化炭素が主な原因です。二酸化炭素が地球の上空を覆い、温室効果ガスとなると地球が温められ、気温が上昇します。1850年から1900年の気温と比べると、2011年から2020年の気温は1.09℃上がったと言わ
れており、さらに上昇することが予想されています。
●すぐにでも私たちができることは?
太平洋戦争末期、本土決戦が叫ばれる中、日本の首都防衛拠点として房総半島は最重要視されます。日本にとって残された道は特攻という悲壮な選択でした。その特攻基地が鋸南町にあったことを、今ではどれだけの人が知っているでしょう。
昭和二〇年(一九四五)三月、日本海軍の根拠地、横須賀鎮守府に第一特攻戦隊が編成されます。特殊潜航艇「海龍」、人間魚雷「回天 」、特攻艇「震洋」などを有する部隊、つまり敵に体当たりし侵攻を阻止する、死を前提とした特攻隊です。
六月、第一特攻戦隊は、約一七〇〇名をもって第十八突撃隊を編成。その第十八突撃隊が勝山に配置され、岩井袋に本部が置かれたのです。
多くの兵士が動員され、狭い漁村の民家に数名づつ分宿し、特攻艇を格納する壕や基地準備が突貫工事で進められました。中には少年兵もいて素掘りのつらい仕事に従事していたそうです。
今に残る大黒山下や内宿、岩井袋の崖に掘られた壕が、その時の特攻艇格納壕です。
内宿の格納壕には「震洋」が配備され、勝山はその基地となります。「震洋」は、船首に爆薬二五〇kgを搭載した水上体当たり用の小型モーターボートで、船体はベニヤ板でした。勝山には五〇隻が配備予定だったそうですが、定かではありません。
内宿区と町区をつなぐトンネルには、今はふさがれてしまいましたが、当時、内壁に横へ掘り進んだ居住区としての壕が造られたそうです。
仁浜の大黒山下には、特殊潜航艇「海龍」の格納壕が掘られました。現在も一部が残っています。「海龍」は、艇体下部両側面に魚雷を搭載した二名乗りの潜水艇で、艇首にも爆薬六〇〇kgが充填され、体当たり攻撃が主目的となっていました。
浮島には「海龍」の係留場が造られ、内房海域で訓練をしていたそうです。
六月、浮島沖で訓練をしていた「海龍」七艇のうち一艇が浮上せず、乗組員二名が死亡した事故があったそうです。終戦のわずか二か月前のことです。
人間魚雷「回天」と岩井袋については次回お話します。
町の国民健康保険加入者で、フレッシュ健診や特定健診を受けている方は約3割です。この受診率は県内54市町村中40位です。
昨年の総合検診の結果、血圧の高い方が県平均の8.3%より高い11.3%となっており、10人に1人以上が高血圧ということがわかります。日常会話で「血圧が高い」や「降圧剤を服用している」といったことはよく耳にしていると思います。
生活習慣や食生活の様子を伺うと、「みそ汁は1日3回」、「干物をよく食べる」、「野菜がたくさんとれるので漬物等にするとご飯がすすむ」といった声が聞かれました。「飲酒は毎日する」という方も4人に1人で、県の割合より高く、平均酒量も2~3合と県平均の2倍であることがわかりました。腹囲(へそまわり)が男性85cm以上、女性90cm以上ある方も県平均よりわずかですが上回っています。
高血圧とは?
血液が流れる時に血管の壁に与える圧力がかかり過ぎている症状のことを高血圧といいます。
放っておくとどうなるの?
自覚症状は初期のうちはほとんどありません。しかし高血圧の状態を放っておくと、血管に絶えず大きな圧力がかかり、傷つき、弾力性がなくなり、動脈硬化が進行します。やがて脳卒中・心臓病・腎不全などを引き起こし、生活機能の低下、さらに要介護状態や死に至る場合もあります。収縮期(最大)血圧130mmHg以上、拡張期(最小)血圧85mmHg以上の方は生活習慣の改善が必要です。
高血圧を解消しエンジョイライフを!
・食塩の摂りすぎに注意しましょう
・食事と運動習慣を見直して肥満を解消しましょう
・飲酒・喫煙は控え、十分な睡眠・休養をとりましょう
健診後の生活習慣見直しのきっかけになる特定保健指導もありますので、フレッシュ健診(35~39歳)、特定健診(40~ 74 歳)を受けましょう。お待ちしております。
主食・主菜・副菜がバランスよく取れる一品です。野菜の1日の摂取目標量は350gですが、この1品で3分の1が摂れます。塩分は1.7gと少なめで減塩にもおすすめです。
ごはん・・・・・・・・・・300g
牛肉こま切れ・・・・80g
ごま油・・・・・・・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・・・・・・小さじ2/3
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ2/3
ほうれん草・・・・・・80g
にんじん・・・・・・・・40g
もやし・・・・・・・・・・120g
しょうゆ・・・・・・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ1強
ごま油・・・・・・・・・・小さじ1/2
白いりごま・・・・・・小さじ1
【錦糸卵】
卵・・・・・・・・・・・・・・1個
砂糖・・・・・・・・・・・・少々
油・・・・・・・・・・・・・・適量
(1) にんじんは千切りにし、もやしは洗ってさっとゆでる。ほうれん草はゆでて食べやすい長さに切る。
(2) ゆでた野菜の水気をしっかり切り、Bと混ぜあわせる。
(3) フライパンにごま油を熱し、牛肉を炒め、Aで味付けをする。
(4) 卵を溶き、砂糖を加えて混ぜあわせ、錦糸卵を作る。
(5) 器にごはんを盛り、野菜、牛肉を盛り付け、錦糸卵をのせ、最後に白いりごまをふりかける。
子どもから大人まで食べやすい味付けです。お好みで豆板醤を加えてください。
提供:健康づくり推進員協議会
最近、上手に歩いたり走ったりできるようになって、天気の良い日はパパとママとお散歩に行くよ。
大好きな車に手を振ったり、海で石拾いをするのが僕の楽しみ。会った人みんなにニコニコ笑顔であいさつするんだ。
9月1日現在(前月比)
人口 7,034人(-26人)
うち男 3,399人(- 6人)
女 3,635人(- 20人)
世帯数 3,468世帯(-19世帯)
出生:3人 死亡:15人 転入:7人 転出:21人
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