ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 総務企画課 > 企画財政室 > 町報きょなん2022年10月号・トピックス(1)

本文

町報きょなん2022年10月号・トピックス(1)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0008243 更新日:2022年10月5日更新
<外部リンク>

​首都圏大学連携「鋸南プロジェクト」の活動紹介

 ⼯学院⼤学、⽇本⼥⼦⼤ 学が参画する「鋸南プロジェクト」は、町と協働して地域活性化を⽬指す「域学連携」に取り組んでいます。
 鋸南プロジェクトの活動は平成25年度の旧保⽥⼩学校のリノベーションを機に始まり、今年で8年⽬を迎えました。
 平成30年度からは受託研究「域学連携」として町と学⽣チームが密接に繋がり、継続的に活動していく体制となりました。
 今年度は、昨年度のテーマ「⼆拠点居住」をより発展させていくための途中経過として、新たに勝⼭港通り商店街の魅⼒について地域の⽅々を交え、模型を使⽤しながらプロジェクトを進めていきます。

二拠点居住

 「⼆拠点居住」とは都市部と地⽅部に⼆つの⽣活拠点を持つ暮らし⽅を言います。
 昨年度は⼆拠点居住の利便性に着⽬し、ADDressと呼ばれる⽇本各地で運営を⾏う家に定額で住み込めるサブスクリプションシステムの提案と、港通り商店街周辺の空き家調査を⾏いました。
 その結果を受けて私たちは、⼆拠点居住を促進していくためにはまず、地域の⽅々に寄り添うことが重要であると考えたことから、地域の⽅の町に対するイメージや意⾒の視覚化を⾏っていきます。

●なぜ勝⼭港通り商店街に着⽬しているのか?

 保⽥地区には道の駅保⽥⼩学校、佐久間地区には佐久間ダム公園など緑豊かな⾃然、勝⼭地区には⿂や海、漁港といったそれぞれの魅⼒があります。
 勝⼭地区はその歴史や⼩さな漁港町としての魅⼒があるにもかかわらず、保⽥地区や佐久間地区に⽐べてそのポテンシャルを活かし切れていないように⾒えました。
 そこで、私たちは勝⼭地区の魅⼒を掘り出し、港通り商店街を中⼼に町を活性化させたいと思いました。

みんなで一緒に作り上げる「勝山」

 私たち都市部に住む者から見ると、町の⽇常⾵景はとても魅⼒的です。特に勝⼭地区では、中⼼に商店街とその周りには海と⼭があることにより複雑な地形が私たちに居場所を与えてくれます。このような居場所体験を実際に模型上で「⾒える化」することにより、町に住む皆さんと⼀緒に勝⼭の隠れた魅⼒を引き出していきます。

●皆さんのご意見を!

 模型は勝⼭港とその周辺を表し、約2m×1.5mの⼤型のものとなっています。模型は10月7日から3か所で展示します。その模型の中で実際に⾃分のおもしろいと思う場所やお気に⼊りの場所、不満がある場所などにピンで、あなたの意⾒を教えてください。些細なことでも⼤歓迎です。
【意見の例】
・この場所に毎年きれいな花が咲くので楽しみにしている。
・このあたりが雑草まみれでいつも滑りそうになる。
 ぜひご協⼒お願いします。皆さんの意⾒で勝⼭を盛り上げていきましょう。

●展示場所と展示期間

中央公民館 10月7日(金曜日)~ 27日(木曜日)
港通り商店街内 ボランティアグループB3(旧スーパー明石丸) 11月初旬~ 11月末
道の駅保田小学校 12月初旬~ 12月末

 

 以上の現地調査に加えて引き続き調査を⾏うとともに、成⻑する模型を使⽤して新たな商店街の可能性を模索し、地域の⽅々のご協⼒を得ながら勝⼭の未来に活きる研究を⾏っていきます。
(⽂責 ⼯学院⼤学⼤学院修⼠1年 佐川光)