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マイ・タイムラインの記入シートなど、詳しくは誌面をご確認ください。
4月から防災対策監に採用された石いしばし橋哲てつひと人です。皆さんと一緒に災害に強いまちづくりをしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
近年は多くの大雨災害が発生し、昨年に静岡県熱海市で発生した土石流では、多くの命が奪われました。
災害対策は、事前準備と情報収集が重要です。一人ひとりの準備と心構え、支え合う地域の力で、災害に強いまちづくりを進めていきましょう。
今回は、災害時の行動を事前に決めておく「マイ・タイムライン」について考えてみましょう。
町民の生命や財産を守るため、災害時の応急対策等を総合的に実施する役割を担っています。
災害に備え、自分自身や家族の取るべき行動を時系列で整理した「避難行動計画」です。
災害時に「いつ」「誰が」「何をするのか」を事前に整理しておくことで、万が一のときに落ち着いて行動できます。
家族と話し合い、マイ・タイムラインを作ってみましょう。
(1)記入シート (2)筆記用具 (3)ハザードマップ (4)ちば情報マップ
ハザードマップやちば情報マップなどで自宅が土砂災害警戒区域などの危険区域にあるか確認しましょう。
自宅が着色されていなくても、周りと比べて低い土地やがけの近くにお住いの方は避難情報を参考に必要に応じて避難しましょう。
ハザードマップで近くの避難所を確認しましょう。避難経路は、土砂災害警戒区域などの危険な場所は避け、避難所までの移動時間も
確認しましょう。
また、避難情報や気象情報から、避難するタイミングを確認しましょう。
自分や家族に必要な行動を記入し、オリジナルのマイ・タイムラインを作りましょう。完成したら、家族全員が確認できる場所に貼りましょう。携帯電話で撮影し、外出先でも確認できるようにしましょう。
(1)マイ・タイムラインで定めたものは、あくまでも「行動の目安」です。
(2)気象情報や町からの避難情報などをこまめに収集・確認しましょう。
(3)最新の情報をもとに、マイ・タイムラインを参考にして、臨機応変に対応しましょう。
施設名 | 所在地 |
---|---|
道の駅保田小学校 | 保田724 |
保健福祉総合センター | 保田560 |
鋸東コミュニティセンター | 市井原4-1 |
鋸南小学校 | 下佐久間2500 |
鋸南中学校 | 大六165 |
海洋センター | 竜島1111-6 |
奥山公民館 | 奥山305 |
大崩公民館 | 大崩1057 |
避難した方が災害の危険性がなくなるまで滞在したり、災害により自宅に戻れなくなった方が一時的に滞在する施設です。
避難所は、気象警報の発表で必ず開設されるわけではありません。状況を判断して開設しますので、防災行政無線等の情報に注意してください。
※指定避難所以外の地域の集会所の開設は、各区長にご確認ください。
災害用伝言ダイヤル:「171」をダイヤル 30秒のメッセージを2日間保存
災害用伝言板サービス:各携帯会社メニューから100文字のメッセージをサービス終了まで保存
災害用伝言板(web171):「web171」で検索 100文字のメッセージを2日間保存
・明るいうちに早めに避難しましょう。
・危険を感じたら、避難情報の発令を待たずに避難しましょう。
・非常用持ち出し品はリュックサックなどに入れ、両手が使える状態にしましょう。
・長靴ではなく、運動靴(スニーカー)などで避難しましょう。
・川や海には絶対に近づかないでください。
・長い棒などで道路状況を探りながら慌てずに避難しましょう。
・隣近所で声をかけ合いながら避難しましょう。
家庭の事情に合わせ、必要なものを追加しましょう。
□携帯ラジオ □携帯電話 □携帯電話充電器 □救急箱 □薬 □飲料水 □着替え □現金 □運転免許証などの身分証明書 □非常食 □懐中電灯
□ビニール袋 □タオル □マスク □体温計 □ライター・ろうそく
【家族構成に合わせて追加】
□おむつ □粉ミルク・液体ミルク □生理用品 □介護用品 など
避難所への移動時間がなく、移動が危険な場合は、自宅の2階など高い所に垂直避難することも、避難方法の一つです。
自宅で安全が確認できる場合は「自宅にとどまる」という避難方法を選択してください。
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、避難所内の3密対策や消毒、避難者の定期的な健康管理などを行いますが、感染リスクはゼロではありません。
安全が確認できる親戚や知人宅などに避難する方法も可能な限り選択してください。
災害情報や避難情報はさまざまな媒体から皆さんに発信されています。
事前に登録が必要なものもありますので、早めの登録をお願いします。
千葉県防災ポータルサイト<外部リンク>
気象庁(防災情報)<外部リンク>
災害時などに避難への支援が必要と判断される方を登録する「災害時避難行動要支援者名簿」を作成しています。
この名簿は、避難の手助けなどを地域で迅速に取り組む体制を構築するため、区などの関係者に提供し、避難支援などに役立てるものです。
登録の申し込みは随時受け付けていますので、お問い合わせください。
※名簿の登録は、災害時の支援が保証されるものではありません。
登録対象者
・75歳以上でひとり暮らしの方
・世帯員全員が75歳以上の世帯に属する方
・要介護3~5の認定を受けている方
・身体障害者手帳(1、2級)の交付を受けている方
・療育手帳(A判定)の交付を受けている方
・精神障害者保健福祉手帳(1級)の交付を受けている方
・その他、災害時に支援が必要と認められる方
土砂災害の前兆現象 早めの避難を
・山鳴りがする。
・川の流れが濁り、流木が混ざりはじめる。
・雨が降り続いているのに水位が下がる。
・小石がぱらぱら落ちてくる。
・沢や井戸の水が濁る。
・地面にひび割れができる。
・斜面から水が噴き出す。
排水路がごみや土砂などで詰まっていると、大雨により、雨水が道路にあふれる危険性があります。
表面にたまったごみや土砂などを取り除くだけでも、水の流れがスムーズになります。
近隣の皆さんで声をかけ合い、排水路の点検をしましょう。
問合せ先 総務企画課総務管理室 【電話番号】55-4801