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町報きょなん2022年1月号・特集(1)新年のご挨拶

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0006847 更新日:2022年1月5日更新
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​都市交流施設の拡張に向けて

鋸南町長 白石 治和

 明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに輝かしい新春をお迎えのこと、心からお慶び申し上げます。
 令和元年房総半島台風から2年余りが経過し、被災住宅の復旧もほぼ完了し、災害前の日常を取り戻すことができました。これも全国からの温かいご支援の賜物であり、改めて御礼を申し上げます。
昨年は、年明け早々から世界規模で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の収束がなかなか見えない中、開催が約1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックが関係者の努力によって開催され、連日の日本選手団の活躍に湧き、暗い話題が多い中、一筋の勇気をいただくことができました。
 さて、町政では、働き方や暮らし方、考え方が多様化する中、今後も持続可能なまちづくりを推進するため、さまざまな課題に的確に対応するとともに、新しい価値の創造が求められています。このような中で令和3年度から令和12年度までの新しい10年間のまちづくりの方向性を定める鋸南町総合計画を策定しました。前計画で目標としてきた「みんなでつくる 三ツ星のふるさと・鋸南」を継承し、その実現に向け、町民の皆さまとともに、住んでよし、働いてよし、訪れてよしの「三ツ星のふるさと」づくりに力強く取り組みをスタートしました。
 また、平成27年12月に開業した都市交流施設・道の駅保田小学校は、廃校をリノベーションした道の駅として、これまでにテレビ・新聞等で数多く取り上げられ、お陰様をもちまして、全国有数の先進事例として認知されております。
 一方で、休日の駐車場の不足や隣接する旧鋸南幼稚園やプールが空き施設となっている中で、子どもが安心して遊べる場所の整備等を求める要望を受け、既存の都市交流施設にない新たな機能を加え、都市との交流機能の強化により、更なる賑わいの創出や関係人口の拡大を目指します。本年6月頃の着工、来年8月の供用開始を目指し、関係者と協議を重ね、より良い施設となる様に取り組んでまいります。
 本年も町の魅力を発信する花まつりを開催しています。水仙まつりを2月6日まで、頼朝桜まつりを3月6日まで、桜まつりを4月10日まで行い、期間中は開花状況に応じて、佐久間ダム公園の一部でライトアップを行い、新春から早春にかけて花のリレーでお迎えします。3月5日には、保田川頼朝桜の里・竹灯篭まつりも行われます。
 菱川師宣記念館では、特別展として2月27日まで「~江戸グルメ紀行~おいしい浮世絵展」を開催しています。江戸で生まれた食文化を、浮世絵で紹介しておりますので、この機会にぜひご観覧ください。
 結びに、皆さまのご健康とご多幸、そして本年が実り多い素晴らしい年となりますことをご祈念し、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いします。

 

「壬寅」の年を迎え

鋸南町議会議長 鈴木 辰也

 年頭にあたり町議会を代表し、新年のご挨拶を申し上げます。
 町民の皆さまには、輝かしい令和4年の新春を迎えられたこと、心からお慶び申し上げます。
 町議会に対しましても、日頃からお寄せいただいておりますご支援、ご協力に対しまして、議員一同、深く感謝を申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、今までに経験したことのない新型コロナウイルス感染症の拡大という世界規模での災害に直面し、外出の自粛要請や休校・休業要請など、日常生活は激しく制限され、消費動向の変化が社会経済に与える影響は計り知れないものがあります。
 議会においても、議会傍聴の中止、会議の開催方法など難しい議会運営を迫られた一年でありました。
 9月中頃からは急速に感染者数が減りはじめ、新型コロナウイルス感染症の収束も期待され、経済活動も徐々にではありますが再開しました。
 一方で、師走を迎える頃には、新たな変異株の出現もあり、第6波の感染拡大が心配され、未だに先行きが見通せない状況であります。
 期待と不安が繰り返される中で新しい生活様式が定着し、リモートワークなどの働き方の多様性が、一極集中の社会構造を見直す契機になると期待されます。
 今年は「壬寅」の年です。「壬寅」は、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるというイメージがあると言われています。
 令和元年房総半島台風による被害、昨年のコロナ禍と、全国的に大きなダメージを受け、本町は厳しい冬を経験してまいりました。
 台風被害からの復興、コロナ禍脱却からの転機のチャンス、わが町も守るべき歴史や伝統は守りつつ、華々しい生まれ変わりを目指して、新しい生活様式に対応した、地域の特性や強みを生かした活力あるまちづくり、魅力ある地域づくりのための施策を進めていく必要があります。
 本町では、令和3年から10年間を見据えた町の基本指針となる鋸南町総合計画が策定され、1年目が終わろうとしています。この計画は、行政運営の指針となり、今後、鋸南町のまちづくりの方向性を示すものであり、6つの基本目標と33の施策を定めてあります。議会の果たすべき役割として、総合計画の施策が効果的に実行されているか、しっかりとチェックをしてまいります。
 町議会といたしましても、より身近な議会、開かれた議会を目指し、町民の皆さまの負託に応えられるよう、全力でその責任を果たしてまいる所存です。
 また、町政の監視役としての議会の役割を十分に果たすため、議論を重ねてまいります。
 最後に、鋸南町の更なる発展と、町民の皆さまのご多幸をご祈念申し上げまして、新年の挨拶といたします。