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町報きょなん2021年9月号・特集(動物愛護週間)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0006322 更新日:2021年9月5日更新
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9月20日から26日は動物愛護週間

動物愛護週間は動物の愛護及び管理に関する法律で、動物愛護と適正な飼育について関心と理解を深めるために設けられています。
犬や猫などのペットは、私たちの生活をさまざまな形で豊かにしてくれるかけがえのない存在です。大切なペットが社会に受け入れられるよう、ルールを守って飼いましょう。​

千葉県の収容数・殺処分数

県動物愛護センターでは、さまざまな事情で飼えなくなった犬や猫、野犬、迷子犬などが収容されます。
収容数は年々減少していますが、昨年度も多く収容されています。

▽令和2年度の収容数・殺処分数(千葉市・船橋市・柏市を除く)

収容数 犬926頭 猫1,393頭 合計2,319頭

うち殺処分数 犬116頭 猫439頭 合計555頭

飼い主の責任

ペットを飼うことは、動物の一生を預かることであり、命を終えるまで適切に飼育することが飼い主の責任です。
また、ご近所など地域への配慮も大切です。ペットを思いどおりに行動させることが、必ずしもペットの幸せにつながるとは限りません。地域での生活では、動物の本能の行動であったとしてもルールを守らせなければなりません。
大切なペットをご近所の悪者にさせないようにしましょう。

動物の遺棄・虐待は犯罪です

犬や猫などの動物を虐待したり捨てることは法律により禁じられています。違反した者には次の罰則があります。
・愛護動物をみだりに殺し、または傷つけた者は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金に処されます。
・愛護動物を虐待した者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処されます。
・愛護動物を遺棄した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処されます。

不妊・去勢手術をしましょう

繁殖を望まない場合は、飼い主の責任で不妊・去勢手術を受けさせましょう。
猫は繁殖力の強い動物です。手術をすることで大人しくなり、飼いやすくなります。
犬の場合はオスのむやみなマーキングや攻撃的行動の減少、オス・メスともに性ホルモンの働きによって起こる病気の発症率が低くなります。

1頭のメス猫が1年後には20頭以上に、2年後には80頭以上に、3年後には2,000頭以上に

メス猫は生後4~12か月で子猫を産めるようになり、年に2~4回出産し、1回に4~8頭の子猫を産みます。

犬も増える速度は違いますが同様です。メス犬は生後6~9か月で子犬を産めるようになり、年に約2回出産し、1回に5~10頭の子犬を産みます。

環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より

ペットを飼う前に

飼育を始める前によく調べましょう。
不安を感じる方は「動物を飼わない」という選択も大切です。

(1)特性や飼育に必要な環境を知りましょう
動物の行動や習性を調べましょう。特に犬の場合は、品種により特性が大きく違います。

(2)世話に時間と手間をかけられますか
毎日の世話をはじめ急病のときなどは、自分の用事を後回しにする必要があります。

(3)生涯にわたる計画を立てましょう
ペットを飼うには食費などの費用が必要です。「かわいいから」という甘い考えは危険です。

(4)家族として迎えましょう
家族の中に動物に対するアレルギーを持つ人はいませんか。不安な方は医師に相談するなど慎重な対応が必要です。

(5)万が一、飼えなくなったとき
災害や病気など、万が一の際に預けられる人や世話をしてくれる人を見つけておきましょう。

飼い主の方へ

▼猫を飼っている方へ
(1)室内で飼いましょう
外で飼うことは、交通事故や猫同士のけんか、感染症など猫自身への危険が多くあります。
トイレや眠れる場所など、生活しやすい環境を整え、室内で飼うようにしましょう。

(2)野良猫へのエサやりはやめましょう
野良猫にエサを与えたり、飼い猫と同じような世話をすると飼い主とみなされることがあります。むやみなエサやりはやめましょう。

(3)首輪や名札をつけましょう
迷子猫を増やさないために、飼い猫に連絡先のわかる首輪や名札をつけましょう。

▼犬を飼っている方へ
(1)登録はお済みですか?
生後91日を過ぎたとき、または無登録の犬を飼い始めてから30日以内に町へ犬の登録を申請し、鑑札の交付を受けてください。飼い主の変更や犬が死亡した場合も町へ届出が必要です。町外から転入し、犬の所在地が変更した際は、鑑札を無料で交換します。

(2)狂犬病予防注射を忘れずに
飼育から30日以内、次年度からは毎年1回狂犬病の予防注射を受け、注射済票を装着してください。

(3)散歩する際の注意
ふんは必ず持ち帰り、尿は水で洗い流しましょう。また、リードでしっかりつなぎ、確実に犬を制御できる方が散歩させましょう。

災害時の避難

災害時は、飼い主ご自身の安全確保を最優先してください。避難所では、ペットの持ち込みは身体障害者補助犬を除き原則禁止しています。避難所への避難以外で、在宅避難や車中泊避難など適切な避難方法が検討できる場合はそちらを優先しましょう。
ペットと同行避難する場合には、リードを装着し、ケージなどに入れて避難しましょう。

問合せ先

建設水道課建設環境室 Tel:55-2133