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水道用石綿セメント管の害について

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事Id:0001914 更新日:2019年12月6日更新
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石綿管に関するお知らせ

水道管の中には、アスベスト(石綿)を使用したものがあります。鋸南町では、平成31年4月現在で、10.81kmの石綿管が残っております。アスベストについては健康への影響が心配されていますが、世界保健機関(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドラインにおいて「飲料水中のアスベストの摂取が発がん性を引き起こすという疫学的な確証はない。」更に「動物を用いた研究でも、アスベストが胃腸管に腫瘍の発生増加をもたらさない。従って摂取されたアスベストが健康に有害であるという確かな確証はなく飲料水中のアスベストについて健康影響の視点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる。」としているところです。また、厚生労働省も水道水質基準の検討時にアスベスト(石綿)の毒性を評価したが、アスベストは呼吸器からの吸入に比べ経口摂取に伴う毒性は極めて小さく、また、水道水中のアスベストの存在量は、問題となるレベルに無いことから、水質基準の設定をしておりません。

鋸南町の水道水は、いつも安心してご使用いただけますが、今後も計画的に耐震性に脆弱な石綿管を耐震性に優れたダクタイル鋳鉄管へと取り替える工事を実施していきます。