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水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

更新日:2024年11月1日更新 印刷ページ表示

水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

 有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、環境中で分解されにくく、近年、有害性や高い蓄積性があることから、国内外において製造、使用等が規制されています。PFOS、PFOAは撥水性、撥油性等の性質を有していることから、これまで幅広い用途で使用されてきました。

(主な用途)

・PFOS:半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤 等

・PFOA:フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤 等

※通常家庭で使われている住宅用消火器にはPFOS、PFOAを含有しているものはありません。

  また、フライパンや撥水スプレー等に用いられるフッ素樹脂は、PFOS、PFOAとは別の物質です。

人の健康への影響

 国によると、PFOS、PFOAがどの程度身体に入ると健康に影響が出るのかについては、いまだ確定的な知見はなく、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる健康被害が発生したという事例は確認されていません。そのため、国において、最新の科学的知見に基づき、専門家による検討が進められています。

鋸南町水道における水質検査状況

 国では、水道水について、2020年にPFOS及びPFOAを水質管理目標設定項目に位置付け、当時の科学的知見に基づき安全側に立った考え方を基に、1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)以下とする暫定目標値を定めています。

 鋸南町水道では、千葉県水道水質管理計画に基づき検査を実施し、水道水源において暫定目標値を大きく下回っておりますので、安心してご利用ください。

令和6年度水質検査結果

採水場所

採水日

検査結果

水質管理暫定目標値

鋸山ダム(原水)

令和6年6月18日

9ng/L

 

50ng/L以下

元名ダム(原水)

20ng/L

元名川(原水)

5ng/L未満

浄水池(浄水)

6ng/L

 湯沢配水場については、南房総広域水道企業団による浄水受水のため南房総広域水道企業団ホームページ<外部リンク>よりご確認ください。