現在、新型コロナウイルス感染症に関して感染者やその家族、濃厚接触者、医療従事者、外国人などへの心無い行為が報道されています。
感染の可能性は誰にでもあります。「もし自分が、家族が感染したら」と考え、不当な差別や偏見、誹謗中傷などは絶対にやめましょう。
人権侵害行為の事例
- 誹謗中傷の投書、落書き、貼り紙、嫌がらせの電話
- 感染者の個人情報の詮索、公開
- インターネット、SNSでの誹謗中傷
- 医療従事者への店舗や公共交通機関の利用拒否
- 子どもの保育園への登園拒否
- 外国人、海外からの帰国者への中傷、嫌がらせ
- 他県からの来訪者への差別
- 他県ナンバーの自動車へのあおり運転などの嫌がらせ
人権侵害行為が広がると
こうした人権侵害行為が広がると、感染の疑いがある症状があっても、検査の受診や保健所への情報提供をためらってしまい、さらなる感染拡大につながってしまう恐れがあります。
ウイルスに立ち向かっている医療・介護従事者への不当な差別や偏見により、適正な医療の提供の妨げにもつながります。
一人で悩まず、相談を
法務省の人権擁護機関では、新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別、偏見、いじめ等の被害に遭った方からの人権相談を受け付けています。困ったときは、一人で悩まず、相談してください。
- インターネット人権相談<外部リンク>
様々な人権問題に関するインターネット相談はこちら
- みんなの人権110番 電話番号0570-003-110(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
差別や虐待、パワーハラスメントなど、様々な人権問題についての相談を受け付ける相談電話です
- 子どもの人権110番 電話番号0120-007-110(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
いじめや虐待など、子どもをめぐる人権問題の相談電話です
- 女性の人権ホットライン 電話番号0570-070-810(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
家庭内暴力や職場等におけるセクシュアル・ハラスメントなど、女性の人権問題の相談電話です
- 外国語人権相談ダイヤル 電話番号0570-090-911(平日午前9時から午後5時まで)
日本語を自由に話すことができない方向けの人権問題の相談電話です(10言語対応)
- 心配ごと相談所(鋸南町社会福祉協議会)<外部リンク>
心配ごと相談員による相談所です(偶数月開設)
詳しくは鋸南町社会福祉協議会(電話番号0470-50-1174)にお問い合わせください
正確な情報を知ろう
あいまいな情報や誤った認識に惑わされず、国や自治体が提供している正しい情報を入手し、冷静な行動をお願いします。
新型コロナウイルス感染症の情報
新型コロナウイルス感染症に関する人権侵害の情報