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発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと比べ、重症化するリスクが高いと考えられます。
重症化すると肺炎になり、死亡例も確認されているので注意しましょう。
特に高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすいので注意しましょう。
現在の有効な予防方法は手洗いです。外出先からの帰宅時や食事の前後などこまめに手を洗いましょう。
流水での手洗いが困難な場合は、手指用アルコール消毒も有効です。インフルエンザなどの他の感染症予防のためにも習慣づけましょう。
こまめに水分を補給し、ウイルスがのどに留まらないようにしましょう。
規則正しい生活を送り、十分な睡眠やバランスの良い食事を3食しっかりとることが重要です。
また、適度な運動で体力をつけることも感染症の予防には必要です。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。室内では加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫やそれらに含まれるウイルスの飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみがある人はマスクを着用しましょう。
マスクを着用する際には、鼻までしっかり覆い、隙間ができないようにしましょう。
また、マスクをあごの下に下げてから再着用するとマスクに菌やウイルスが付着し、感染の原因になることがありますので、注意しましょう。
急なくしゃみや咳が出るときには、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆う咳エチケットを心がけましょう。